磯釣りどうでしょう

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神津島の奇跡

それは今を去ること15年前の1995年、夏まっ盛りの8月末のことでした。
僕は釣りをはじめたばかり、ネンブツダイとたわむれ、15cmの小ムツを釣っては「食べられるさかなだぁ!」と悦んでいたころ…。

199506250041[1]  装備はこんなもん。なんたってオレンジ色の2000円のライジャケ…というより救命胴衣。

そんなある日、ある渡船屋さんで、他の釣師に「神津は足元にヒラマサやらシマアジやら泳いでいるんだ」なんていう離島のすごさ、スケールの大きさを語られました。正直、僕には縁のない話。釣った魚すらハリからはずすのにおっかなびっくりだったのですから、メーター級のヒラマサ、シマアジなんて夢のまた夢。ふぅーん、そうなんだ、程度の感想を持ちながら、ぼんやりとその話を聞いていたのを覚えています。しかし、一緒にいたはじめ君とM君(注1)の目の色は変わりました。「今大型ヒラマサ回遊中だってさ!行くしかないでしょう!!!」と。

p2080052[2]
(注1)M君:本ブログ初登場。僕やはじめ君の同級生。はじめ君同様昔からの釣り好き。僕ら三馬鹿トリオで数々の釣行を重ねてきた仲間。

そこから話はとんとん拍子に進み、ついにわれわれの初遠征の日程が決定。現在なら「よしっ!やったるでぇ!」と気合が入りますが、当時は「二人が行くなら僕も行くか…、夏の神津は女子高生いるし釣れなくても楽しいかな…」なんて不埒な考えで準備開始。10kgが食ってきたら諦めよう、5kgで大満足などという高望みも甚だしく、かつ物を知らぬにも程があるノリで、1万円程度のNFTの5号竿、同程度のダイワの4000番のスピニングを購入し神津島に向かいました。

学生だった僕らは夏休み中。その日は平日でお客さんは僕たちしかいません。祗苗はエボシ3番めざして出港すると、まず度肝を抜かれました!今まで海とはウネリの桁が違うのです。はじめ君は飛び移る際(当時は船が小さく磯に押し付けてくれなかった)古傷の足を強捻、強打しながら磯の上に這い上がり、M君は体が浮くほど上下する舳先で山ほどあるコマセ用のイワシのブツを死に物狂いで放り投げ、僕はその後ろでごろごろ転がりながらM君に荷物をトスしていました。「こりゃぁ、とんでもない所に来ちまったなぁ、僕には無理だよ…帰りたい」と心からそう思いました。そして命からがら磯の上に。3人でしばらくその場にへたり込んでしまいました。

釣り方はフカセ。餌はいわしの塩漬け、コマセはイワシのブツ。タックルは前述のショボい竿&リールに、道糸はナイロン10号、安い中通発泡ウキ、ナイロン12号のハリス、石鯛用のワイヤー針という、なんだかよくわからない組み合わせ。そもそも釣歴が浅い上にそんな太い糸を結んだことがない僕は仕掛け作りに悪戦苦闘し、他の二人に遅れること20分でようやく第1投目を放り込みました。

渡船の恐怖でまだなんとなく震える膝をさすりながらしばらく景色を眺めてぼんやりしていると(といっても第1投してから、ものの数分)、はじめ君が「おいっ、○○(僕の本名)!、なんか掛かってるぞ!」と叫びました。竿を見るとリールが尋常でないスピードで逆回転しています(ベールを立てずロック解除していた)。磯に上がってからというものずっと呆け続けている僕には状況が理解できず、夢遊病者のようにハンドルにすうっと手を伸ばします…「バチィっ!」と手の甲をリールにしこたまひっぱたかれようやく我に返りました。さあ、大変!何とかせねば!道糸は飛ぶように出ていき、スプールの芯が透けて見えてきています。無理やり巻いた10号なので100mちょっとしかありませんでした。逆回転をロックすると今度は無調整でゆるゆるのドラグが高速回転。「止まらないよぉ!」と叫ぶ僕。「ドラグを締めろっ!」と叱るはじめ君。ギュッとしめると(しめすぎ…)一瞬で竿がのされました。「竿を立てろっ!」「走るのやめたら巻けぇ!」「ポンピングだぁ!頑張れ!」「のされるなってば!」…二人に叱られ、励まされながら格闘すること30分、走り回って疲れ果てた120cm、20kgのヒラマサがついに磯際に姿を見せました。
199508310091.jpg 格闘中!     
そして、取り込みにも一苦労。60cmの玉網をかぶせると魚体の三分の一くらいしか入りません(まるでお帽子)。急遽ギャフに付け替え(用意していたはじめ君ってすごい)はじめ君とM君、二人がかりでなんとか引きずりあげてくれたのでした!  
199508310111[1] 我ながらすげえや…でもやっぱりこの格好…ねじり鉢巻だし…

このあと、M君にひとまわり大きいヒラマサが釣れたり、やきもきするはじめ君には釣れなかったり、せっかく釣ったヒラマサを海に落としてしまったり、素人が釣ったせいで翌日は地元の人たちがいっぱいやってきたり、…と色々なことが起こり、語るに尽くせない初遠征となりました。しかし、僕にはこの最初で最後の第1投目の記憶があまりに鮮烈で、その後の記憶がなんとなくあいまい…。
夢なのか、現なのか…、船長のひとこと「奇跡だな…」がすべてを言いあらわしているようです。

pb230223[1] 昨年11月、15年ぶりのエボシにて。懐かしい!


この話は、はじめ君のブログにも紹介されています。ぜひご覧ください。
はじめの磯釣り紀行「あの熱き神津島の思い出」

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| 釣行記 | 15:10 | comments:10 | trackbacks:0 | TOP↑

COMMENT

懐かしいな~

う~ん、懐かしい。
しかし、神津島では不思議と青物に縁がないな~。
去年の磯ジギングでもバラスし。
でもまた、ああいうダイナミックな釣りやりたいのう!
おらもあんなサイズのヒラマサ釣ってみて~。

| はじめ | 2010/03/11 19:20 | URL |

ノスタルジックなことを書いたのは、次の記事の前ふりなのだ!
次回は、「慶良間SPの巻」だよ。お楽しみにね!

| Gatchan | 2010/03/11 19:31 | URL |

凄い!

磯釣り、魅力的ですね(^○^)

興奮が伝わってきます~
※堤防釣りとは桁が違いすぎます(^^ゞ

感動しました~~~!!

classic写真も凄いです(^^)

リンクさせて頂いて宜しいでしょうか?

| かず郎 | 2010/03/11 22:05 | URL | ≫ EDIT

かず郎さん、こんばんわ(^^)ノ
妙な昔話(笑い話)におつきあいいただき、ありがとうございました。
この話は15年もたった今でも、はじめやMと思い出しては笑っている大事件なんですよ。
「釣りは一生楽しめる」とはよく言ったもんですよね。

ぜひぜひ「磯どう」をリンクしてやってください!よろしければ当方もリンクさせていただければと思います!よろしくです。

| Gatchan | 2010/03/11 22:33 | URL |

それではリンクさせていただきまぁす(^^)

私もいつか磯釣り釣行記… 書きたいものです(^_^)

更新滞りますが(汗)こちらもリンクよろしくお願いします。

| かず郎 | 2010/03/12 21:23 | URL | ≫ EDIT

かず郎さん、当方もリンクさせていただきました!
こちらこそよろしくお願いいたします(^^)!

| Gatchan | 2010/03/12 22:26 | URL |

Gatchan さん

コンバンハ!
ヒラマサと格闘中の写真、
凄すぎですウ~

しかも、120cmの青物なんて想像を
絶します~

日々修行に励みまーす♪

先ずは筋トレかな(汗

| 海の幸 | 2010/03/12 23:01 | URL | ≫ EDIT

海の幸さん、こんばんわ。コメントありがとうございます。

写真の迫力はスゴいのですが、釣ってる人は魚がこわくて触れない人なんですよね…(恥)。

青物運は、この時かなりの量を消費してしまったらしく、その後はショゴ、サッパしかつれなくなってしまいました。現在運気を蓄え中です!
ハレー彗星のように、そろそろなのでは?と淡い期待をいだいているところです(笑)。

| Gatchan | 2010/03/12 23:23 | URL |

かっこよくリンクしていただいてありがとうございます(^^ゞ

Gatchanさんほどのドラマはまず起こらないと思いますが(^^ゞ黒鯛師、がんばります!

| かず郎 | 2010/03/13 16:50 | URL | ≫ EDIT

勝手にタイトルを付けてしまってすみません。

ノッコミの年無し、期待しています!

| Gatchan | 2010/03/13 21:00 | URL |















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